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岐阜大学機関リポジトリ

岐阜大学機関リポジトリ

岐阜大学機関リポジトリについて

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 ○岐阜大学機関リポジトリとは
 ○博士学位論文の公表について
 ○関連サイト

 

岐阜大学機関リポジトリとは

 岐阜大学機関リポジトリとは,学内で生産された学術研究成果物を収集・保存してインターネット上に広く公開するシステムです。
 岐阜大学所属者が執筆した学術雑誌論文・岐阜大学の紀要論文及び学位論文のフルテキスト等を閲覧できます。
  岐阜大学オープンアクセス方針 /  岐阜大学機関リポジトリ運用指針

 このシステムで蓄積したデータは, NII(国立情報学研究所)の学術機関リポジトリデータベースIRDB(Institutional Repositories DataBase)  及び 学術情報ナビゲータ CiNii(サイニィ) ResearchOpenDOARGoogle Scholar 等のインターネット上の他システムからもご利用いただけます。

 

 岐阜大学機関リポジトリでは米国の非営利団体CNRIのhandleシステムを採用しているため、各コンテンツには恒久的なURI(情報資源を指し示す識別子)が付与されています。システムリプレイスによってURLが変更になっても各コンテンツのURIは変更されません。
 岐阜大学は20.500.12099というprefixを持つ連番を1つ1つのアイテム(メタデータ+本文ファイル)に付与しています。リポジトリのコンテンツへリンクを貼るときなどにご利用ください。

  

 

博士学位論文の公表について

 岐阜大学では,学位規則(昭和28年文部省令)の一部改正に伴い,平成25年4月1日の学位授与分から,岐阜大学機関リポジトリを利用して博士学位論文を公表しています。
  ※ 文部科学省 学位規則の一部を改正する省令の施行について

 以下に公表にあたっての確認事項・注意点をまとめましたので,ご活用ください。
 なお,博士学位論文の電子データの提出に関する詳細(スケジュールや書類等)は,各所属研究科にお問い合わせください。

[岐阜大学機関リポジトリでの博士学位論文公表にあたっての確認事項]

 岐阜大学機関リポジトリに登録された博士論文は,インターネットで無料公開されます。
 岐阜大学機関リポジトリへの登録によって博士論文の著作権が岐阜大学や岐阜大学図書館に移譲されることはありません。
 登録に際し作業に必要な範囲内でファイルを複製します。また,利用・保存のためにファイルフォーマットを変換する場合がありますが,内容の改変は行いません。
 博士学位論文の公表にあたっては,下記のように権利関係等の確認を行ってください。

  1. 【共著者から同意を得ましたか】
  2. 博士論文(全文または一部)に共著者がある場合は,全員から下記の3点について同意の確認をしてください。
     ・機関リポジトリに電子ファイル化(PDF)して登録する
     ・機関リポジトリからインターネット上で無料公開する
     ・登録及びバックアップのために複製する

     

  3. 【引用は適切ですか(論文に含まれる引用・転載された文章,表,図表)】
  4. 適切な引用であれば差し支えありません。引用の範囲を超えて転載する場合はインターネットで公表することを前提として著作権者から許諾を得てください。

     

    ○ 適切な引用とは
     (1) 引用するものが既に公表されたものであること
     (2) 自分の論文が主,引用が従であること
     (3) 自分の著作物と他人の著作物が明瞭に区別されていること
     (4) 引用を行う必然性があること
     (5) 出所が明示されていること

     

    ○ 参考
     ・著作権法(総務省e-Gov) ※引用に関する条文は第32条
     ・著作権(文化庁)
     ・CRIC 著作権情報センター
     ・黒澤節男「機関リポジトリと著作権Q&A 改訂版」

     

  5. 【博士論文が雑誌・図書に掲載される(された)場合,リポジトリで公表することに問題はありませんか】
  6. 博士論文(全文または一部)が雑誌・図書等に掲載されている場合(予定を含む)は,著作権が出版社に移譲されている場合が多いので,リポジトリで公表する際には以下の点について確認してください。
     ・学位取得にあたり岐阜大学機関リポジトリで当該論文を公表することは可能であるか
     ・公表に際しての条件の有無(特定の日以降に公表が可能な場合の公表可能な年月日はいつか,など)

    著者が自分の論文を所属する機関のリポジトリで公表することが可能であるかは,著者と出版社との間の契約内容 (Copyright transfer agreement),投稿規定 (Author Guidelines, Information for Authors, Instructions For Authors),各出版社のホームページで公表されている著作権に関するポリシー (Copyright policy, Authors rights) 等で確認することができます。

    多くの出版社が,著者が自分の論文を自分の所属する組織のウェブサーバなどで保存・公開することを認めていますが,条件付き(「刊行後1年で公表可能」「著者最終稿のみ公表可能」といったもの)の場合も少なからずあります。
    著作権ポリシーを明確に公表していない出版社もあり,その際は直接問い合わせて確認する必要があります。

     

    ○ 著作権ポリシーが確認できるデータベース
     ・SHERPA/RoMEO(海外出版社・学会の著作権ポリシーデータベース)
     ・SCPJ(国内学協会の著作権ポリシー データベース)
       ※注 上のデータベースはいずれも情報が最新ではない場合があります。

     

    ○ 外国の出版社に問い合わせる場合のメールの文章例
     Dear Publisher,
     Thank you for publishing our article. We hope to use our article as a thesis of ○○○.
     Our government requests us to make a thesis available online to the public, if permission is obtained by the publisher.
     If this is against your policy, please let us know.
     We need a proof that the publisher declined the online release of our article.
     If you can set up an embargo of the online release, please let us know the date of embargo.
     Thank you.
     Sincerely,

     

  7. 【特許に関連する内容を含んでいませんか】
  8. 特許申請(申請予定含む)に関連する事項が論文に含まれていて,特許取得前に公表を行うと特許取得に支障が生じる場合は,公表可能日を指定してください。

     

  9. 【個人情報等は含まれていませんか】
  10. 論文中に使用した写真の肖像権や,研究対象者の個人情報に充分ご配慮ください。
    写真に写ることや研究の対象になることに対する同意のほかに,インターネットにより公表されることについても同意が必要です。

     

  11. 【共同研究で得られたデータ等を使用していませんか】
  12. 前任地や共同研究等において得られたデータ・資料を論文に使用する場合,そのデータや資料の所有権がどこにあるかにご注意ください。必要があればインターネットで無償公開することについて所有者に確認してください。

     

  13. 【所有者へ確認しましたか】
  14. 他機関等が所有している文化財の写真を撮って論文に掲載する場合などは, 著作権法上の問題はありませんが,インターネットで公開してよいか所有者から了承を得たほうが良いでしょう。

     

  15. 【その他】
  16.  1)やむを得ない事由によりインターネットで全文ができない場合は,全文に代えてその内容の要約を機関リポジトリに登録・公開します。
       その場合でも,図書館において,論文の全文は求めに応じて紙媒体により閲覧に供されます。
       閲覧にも制限を設けるべき事情があれば,個別に検討・対応しますのでお申し出ください。
       また,やむを得ない事由が解消され次第,要約と差し替えて全文を機関リポジトリで公開します。

     2)提出書類や電子ファイル等について図書館からお問い合わせを差し上げる場合がありますので,リポジトリ登録申請書には修了後の連絡先を明記してください。

本件に関する問い合わせ先
  • 岐阜大学図書館 機関リポジトリ担当
     (博士論文担当)Mail: greposit@t.gifu-u.ac.jp(@→半角に要置き換え)

 

[国立国会図書館による学位論文の収集について]

 リポジトリに登録された博士論文(全文)のPDFファイルは、国立国会図書館の自動収集システムにより収集されます。
 国立国会図書館は、長期的な保存とアクセシビリティの観点からPDF/A形式を推奨しており、本学でもこの形式でのファイル提出を推奨します。

○参考

【関連サイト】